失業率が軽減されない厳しい年越しとなった2009年の暮れ〜2010年の年明け。
明けて1月2日(土)、大阪最大のホームレスタウンとして知られる“釜ヶ崎(あいりん地区)”のシンボル公園である通称“三角公園”へ、ライブコンサートを観に行ってきました。
大晦日から急に冷え込んだこの年末年始でしたが、日雇い労働者と野宿者の街“釜ヶ崎”で、この冬も、『第40回釜ヶ崎越冬闘争』と題する青空コンサートが催され、今回は、私の義兄が率いるバンドが出演することもあって、凍えるような寒さの中、西成の三角公園へ…。
簡易宿泊所が軒を連ねる、いわゆる“ドヤ街(がい)”のど真ん中にある三角公園には、夕方18:00からのNPOによる“炊き出し”を待つ500人以上のおっちゃん達の行列が、公園狭しと並んでいました。
その大行列の傍ら(公園の一角)に『第40回釜ヶ崎越冬闘争』のステージは設けられ、100人を超える見物客が、いくつかのドラム缶の焚き火で“暖”を取りながら、沖縄民謡のバンドやおやじバンドの演奏に聴き入っていました。

夕方5時を過ぎるととっぷりと日も暮れ、義兄のバンド“ドランカーズ”の出番は、炊き出し開始時間と同じ午後6時から。
リードボーカルの船曳さん(女性)によるコブシの効いた「舟唄」で始まり、演歌や懐メロソングが続き、コリアン民謡メドレーでは、ステージ前に陣取ったヨッパライのおっちゃん達が思い思いのリズムで踊りに興じていました。

イベント主催者のステージ上での報告によると、釜ヶ崎には、いま、約3,000人もの、簡易宿泊施設にも泊まれない野宿者がおられ、その多くが高齢者で社会的弱者の人たちです。昨冬も、凍死者(孤独死)が出たそうです。
NPO、民間団体、宗教関係者によって、衣料や寝具の提供、医療・生活相談、炊き出し、夜間パトロール…といった活動が地道に続けられ、また、釜ヶ崎に暮らす日雇い労働者の仕事と最低限の生活の保障を求めて、国や地方自治体と闘っておられます。
イベント当日も、三角公園の一角に、NPO法人の支援団体の活動報告の貼り紙のコーナーもありました。

上場会社が突然倒産したり、大手銀行が立ち行かなくなってしまう昨今、この釜ヶ崎の現実は、自分に関係のない別世界の光景ではなく、もはや「明日は我が身」の現実かもしれない、と感じました。
社会的弱者の方々へのしかるべき支援を願うと同時に、自分の生活ぶりも今一度、見つめ直さねば、と感じさせられた一夜となりました。
編集部T2
明けて1月2日(土)、大阪最大のホームレスタウンとして知られる“釜ヶ崎(あいりん地区)”のシンボル公園である通称“三角公園”へ、ライブコンサートを観に行ってきました。
大晦日から急に冷え込んだこの年末年始でしたが、日雇い労働者と野宿者の街“釜ヶ崎”で、この冬も、『第40回釜ヶ崎越冬闘争』と題する青空コンサートが催され、今回は、私の義兄が率いるバンドが出演することもあって、凍えるような寒さの中、西成の三角公園へ…。
簡易宿泊所が軒を連ねる、いわゆる“ドヤ街(がい)”のど真ん中にある三角公園には、夕方18:00からのNPOによる“炊き出し”を待つ500人以上のおっちゃん達の行列が、公園狭しと並んでいました。
その大行列の傍ら(公園の一角)に『第40回釜ヶ崎越冬闘争』のステージは設けられ、100人を超える見物客が、いくつかのドラム缶の焚き火で“暖”を取りながら、沖縄民謡のバンドやおやじバンドの演奏に聴き入っていました。

夕方5時を過ぎるととっぷりと日も暮れ、義兄のバンド“ドランカーズ”の出番は、炊き出し開始時間と同じ午後6時から。
リードボーカルの船曳さん(女性)によるコブシの効いた「舟唄」で始まり、演歌や懐メロソングが続き、コリアン民謡メドレーでは、ステージ前に陣取ったヨッパライのおっちゃん達が思い思いのリズムで踊りに興じていました。

イベント主催者のステージ上での報告によると、釜ヶ崎には、いま、約3,000人もの、簡易宿泊施設にも泊まれない野宿者がおられ、その多くが高齢者で社会的弱者の人たちです。昨冬も、凍死者(孤独死)が出たそうです。
NPO、民間団体、宗教関係者によって、衣料や寝具の提供、医療・生活相談、炊き出し、夜間パトロール…といった活動が地道に続けられ、また、釜ヶ崎に暮らす日雇い労働者の仕事と最低限の生活の保障を求めて、国や地方自治体と闘っておられます。
イベント当日も、三角公園の一角に、NPO法人の支援団体の活動報告の貼り紙のコーナーもありました。

上場会社が突然倒産したり、大手銀行が立ち行かなくなってしまう昨今、この釜ヶ崎の現実は、自分に関係のない別世界の光景ではなく、もはや「明日は我が身」の現実かもしれない、と感じました。
社会的弱者の方々へのしかるべき支援を願うと同時に、自分の生活ぶりも今一度、見つめ直さねば、と感じさせられた一夜となりました。
編集部T2

